私は宅建の知識がゼロからスタートし、フォーサイトという通信教材を使って宅建の勉強をしました。
期間は5ヶ月ほど。結果は一発合格です。
今回はフォーサイトって実際どうなの?と思っている方のために使ってみた感想を書いていきます。
はじめに断っておきますが、私はフォーサイト以外の教材を全く知りません。
なので、他社との比較とかはないです。
純粋にフォーサイトを使ってみて、どうかということを書いていきます。
今回は上記について順番に書いていきます。
通信講座が向いている人
②全くの素人
③学校に通うのが時間的に厳しい人
④自分のペースで勉強したい人
①自分で教材を選ぶのが面倒な人
自分で教材を選ぶのが面倒もしくは、選べないという方は通信講座がいいと思います。
または、スクーリングでもいいかと思います。
私のは場合は完全に面倒だったのとスクーリングする時間がなかったのが理由です。
宅建を取ろうと思い立ったのが5月。
教材を本屋に探しにいったところで、知識ゼロなので、どの教材がいいかなんてわかりません。
通信であれば、家で待っていれば一式届きます。楽です。
②全くの素人
全く宅建に関わる知識がない人は通信講座がいいです。
通信講座であればわからない部分を繰り返し、確認したりできます。
通信だとわからないところを質問できない、と思うかもしれませんが、フォーサイトの場合はメールで何度かわからない点を質問することができます。
しかし勉強の内容で、わからないことはネットなどで調べればわかることがほとんどです。
実際に私が期間中に質問したことといえば、勉強の仕方についての一回のみでした。
③学校に通うのが時間的に厳しい人
これはいうまでもないことですが、働いている方などはスクーリングはなかなか厳しいと思います。
時間もあまり取れない、効率よく勉強したいという場合が多いと思うので、そういう時は完全に独学より、通信の方がいいです。
④自分のペースで勉強したい人
家でもカフェでも、昼でも夜でも勉強できるのが通信のいいところです。
自分のライフスタイルに合わせて勉強を進められます。
フォーサイトの良かった点
②テキストに重要度レベルを表示
③スケジュールを自動作成
①満点ではなく合格点を取ることを目標としてる
フォーサイトは満点を目標とせず、合格点を目標としてるという特徴があります。
宅建に合格するためにはだいたい7割以上の点数が必要です。逆に言えば、3割はできなくてもいいのです。
フォーサイトはその点が徹底していたと思います。
全部理解する必要はない。難しい問題はあらかじめ捨てる。という方針をとっています。
完璧主義者にとってはかなりストレスになる方針です。
どちらかといえば私も完璧を求めてしまう性格なので、最初は少し違和感を覚えましが、短期間での合格を目指すためには致し方ありません。
結果的にそれがかなり良かった思います。
宅建の勉強をする上で分からないことはどんどんでてきます。
それを全て理解できるまで調べていたら5ヶ月で合格は到底無理です。
それに素人が調べたところで分からないもの多いです。時間の無駄です。
②テキストに重要度レベルを表示
フォーサイトのテキストや問題集には重要度が書かれていて、絶対に覚えることと、覚えなくてもいいことがわかりやくす表示されています。
これで、捨て問がわかりやすく、自分でもこれはできなくてもいいんだと思えるので、しっかり得点しなくてはならないところを重点的に勉強できます。
③スケジュールを自動作成
自分のライフスタイルを入力すると、試験までの勉強の予定を自動で立ててくれるシステムがあります。
何日までに何をやればいいのかすぐにわかります。
私にとってはこれはかなり有り難かったです。
私は予定を立てることがとても苦手なので、一週間の予定を入力して空いている時間に勉強する時間を割り当ててくれるこのシステムはやり遂げられた大きな要因の一つです。
フォーサイトの悪かった点
②テキストの表や、説明がわかりにくい
③改訂箇所の補足がほとんどない
①動画がわかりにくい
フォーサイトはテキスト内容や、問題の解説の動画を見ることができます。
でも、これが結構わかりにくい。というかほぼテキストを読んでいるだけです。
少しでも知識がある人ならいいのかなと思いますが、まったくの素人にはこれが結構苦痛です。
だからといって、自分で黙読しても眠くなるだけなので、それよりはマシですが、動画を見ても、理解できない部分が多いです。
実際、動画が役に立たなさすぎて、問題集の解説動画は全く見ませんでした。
②テキストの表や、説明がわかりにくい
宅建では覚えなければいけないことが多いので、覚えることを、表にまとめることが多いです。
しかし、この教材、その表のまとめ方が絶望的です。
どう見ればいいのかわからない表もいくつかありました。
私の読解力が足りないのか?と思ったりしますが、ネットで調べるともっとわかりやすい表も出てくるので、そっちを見るのことをおすすめします。
説明文もかなり端折ってかいてあることがあります。見やすくするために余分な情報を削っているのだと思うのですが
削りすぎでは?と思う部分もありました。
③改訂箇所の補足がほとんどない
宅建は法律などが関わる試験なので、毎年その年に改訂される部分があります。
それについての補足がほとんどないので、あんまり試験には出題されないのだろうと思っていたら
去年(2018年)の試験では何問も出題されたのでヒヤヒヤしました。
試験が近くなったら自分で調べてみた方がいいと思います。
フォーサイトを使えば宅建に合格できるのか?
結論から言いますと、私はフォーサイトだけで合格するのは難しいと思います。
かなり、フォーサイトのテキストや、問題集などに助けられた部分は大きいです。
ただ、補えない部分はどうしてもあります。
実際に私は自分で調べて、理解をしていく作業もかなりあったので、そういうことができる人向けかなと思います。
それでも、教材自体はフォーサイト以外のものは全く使っていません。
それ以外はネットで調べることで補えます。
フォーサイトを使うことでかなり効率的に勉強できたなという実感はありました。
みなさんも合格めざして頑張りましょう!